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教室長Blog

あえて助けない

2024-07-04
今日の授業を見てて感じましたが、
問題をやらせると、やるだけやって
直して、質問して・・・と積極的に
できる子がいる一方で、わからないまま
質問するでも、提出するでもなく
ただ、ぼーっと手が止まっている子がいます。


「うちの子は質問ができないんです」
と言う相談をよくいただくのですが、
何でも助け舟を出してあげることが
その子のためにはならないこともあるので難しいところです。
心を鬼にしてあえて、手を差し伸べないというのも
私たちの選択肢にはあるべきだと思います。
周りを見て自分がどうしないといけないのか。
自ら一歩踏み出すことがどれだけ大切か。
その一歩がその子の人生を大きく変える事だってある。
だからこそ助けすぎない。
授業が終わっても解ききらなかったらもちろん宿題になりますし、
解ききらなかった人は次回提出するように伝えます。

次の授業のときも
終わっていないものをこちらから声を掛けるのではなく
自分から提出するよう仕向ける。あえて声を掛けず、
ラッキー♪のがれた!!とならないように、
放っておいて、知らん顔していたら
もちろん厳しく追いかけます。

たかが塾の授業、宿題でそこまでしなくても・・・と
思うかもしれませんが、そこまでしないと
「あ、出さなくてもいいんだ」となってしまい、それが癖に
なってしまいます。
というより、今までもそういったものに自ら蓋をして
逃れてきたというのもあると思うんです。

成績を上げたい。
出来るようになりたい。と思うなら
出来ないことから逃げないこと。
自己管理をしっかりすること。
出来ない事は全然悪いことではない。
それを何とかしようと必死に食らいついて
いってほしい。
その経験が必ず自分を強くしてくれる。

私たちも
見て見ぬふりをする。
放っておく。など
楽をしようとすればいくらでも楽ができるし、
厳しいことを伝えるのも体力・精神力が必要ですが、
妥協せず、とことんぶつかっていくことが
お月謝を払っていただき、お子さまの将来を
責任を持って預かると言うことだと思っています。
14:00~22:00(月曜~土曜)
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