教室長Blog
国語力を上げるために
2024-07-17
「国語の点数を上げるにはどうすればいいでしょうか?」
非常に良くいただく質問です。
本を読ませればいいのかな?
たくさん本を読めばいいのかな?
何をしたら良いかよくわからない・・・
そんなあなたへ国語の点数を上げるために
普段から意識するべきこと
4つのポイントを挙げておきます。
①文章を面倒くさがって読んでなくない?
国語のテストは
「文字との会話」です。
国語が苦手な人は大半が
文章を理解しようとせず
「分からんし」
と投げ出している子が多いと思います。
その結果、文章を「理解しようとしながらきちんと読む」
ということが出来ていないように思えます。
②作者の気持ち・登場人物の気持ちを理解しようとする
物語では登場人物の心境の変化、論説文も筆者が色々な例を出しながら何を
伝えたいかどうかを読み取る必要があります。
これを問題を解く側が、伝えたいことや気持ちを理解する必要があると思います。
私自身の勝手な解釈ですが、
日頃の会話から「相手の話しを理解しようとする」ことが出来ているか。
前に立って話をしている先生の話を理解して聞こうとしているか。
指示を聞こうとしているか。
会話でそれができなければ文字でも出来ないと思います。
日頃の聞く力が大切です。
③国語に必要な力は4つ
国語に必要なのは
「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」と言われています。
これらは言語を中心とした情報を「処理・操作する力」です。
②で述べたように筆者の伝えたいこと・登場人物の心境を
自分の中に落とし込み、フィードバックをしてアウトプットをする。
自分の考えを伝える力も必要です。
④そもそも問題のパターンが分かっていない。
「書き抜く」といわれたら文章そのまま
「本文の言葉を使って」といわれたらほぼ書き抜き問題で問われ方によって
文末を工夫するなど、基本的な問題のパターンが分かっていないこともあると思います。
問題慣れしていない、という方が早いでしょうか。
これだけ書くと「面倒くさがる」という人は国語が苦手となる傾向が多いことが分かりますね。
☆☆☆日頃から出来ること☆☆☆
「問題慣れ」は問題をたくさん解くしかありません。
もう一つは
文章から人の考えを想像することの練習です。
で、本を読め。と言われても
自分にとって興味のないものを読まされている感覚で
読もうとしてもあまり身にはつきません。
だから今のこの時代、
ネットを上手に使って
「本人が興味があるものや人についての
ネット記事を読む」のはどうでしょうか?
例えば
・自分の推しの芸能人の記事を読む。
櫻坂46・菅井友香が語る卒業への思い 「あのとき乗り越えられたから、きっと大丈夫」7年間で得た強さ
自分で限界を決めたことはない だから続けられていると思います
プロサッカー選手 中村 憲剛
・自分の好きなマンガやゲームの作者の記事を読む。
『スマブラSP』インタビュー。桜井政博氏がDLC制作秘話や配信番組の裏話、今後のことなどを語り尽くした!
『ONE PIECE』キャスト鼎談! 名塚佳織×田中真弓×池田秀一 決して分かたれることのない絆。“親子”たちの共演
こんな感じのものでいいので進めてみてください。
意外と現状と重ねて壁を乗り越えられそうなヒントだったり
これから頑張っていくうえで役立つこともあったりします。
文章を読んで想像力が豊かになっていくと
自然と本にも興味が出てくる。はず。
自分の興味のあるものだけでいいです。
その分だけ「面倒くさがらずに理解しながら読む」を徹底し、
分からない言葉を調べてみる、など、どんどん文章や言葉に積極的になってください。
この夏休み色々と検索してたくさん読んでみてください。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。